〜 工夫する意識 〜
携帯電話もなかった大学生の頃。外出先での連絡手段として、固定電話の留守番電話機能をよく使っていました。
例えば、友人が待ち合わせに遅れそうなときの対応は、以下のとおり。
- 私の自宅アパートの留守番電話にメッセージを入れてもらう。
- 待ち合わせの時間に友人が現れないと、留守番電話に録音されたメッセージを公衆電話からリモートで確認し、状況を把握する。
私が遅れそうなときは、その逆の対応をする。
スマートフォンでタイムリーに情報共有できる今の世の中から考えると、結構な手間のかかることをしていました。ただ、何とか「工夫」することで、間接的ではあるものの、最低限の意思の疎通をすることができました。
ベストではないものの、
考えられ得る策を講じて、
ワーストは避ける工夫をする。
当時は特に意識もしていませんでしたが、緊急時の対応の基本動作にもつながることを、色々と考えながらやっていた気がします。
簡単に諦めず、何か打開策はないか知恵を絞る。
改めて強く意識して、よりよいサービスを提供してまいります。
